FX初心者必見!基本用語を徹底解説:通貨ペア、レバレッジ、スプレッド、スワップポイント

FXの話

FXの世界に足を踏み入れたばかりの皆さん、こんにちは!

「FXって何となく難しそう…」

そう感じている方も多いのではないでしょうか。確かにFXには専門用語が多く、最初は戸惑うかもしれません。しかし、基本用語さえ理解してしまえば、FXは決して難しいものではありません。

この記事では、FX初心者の方に向けて、基本用語である「通貨ペア」「レバレッジ」「スプレッド」「スワップポイント」について、わかりやすく解説します。

1. 通貨ペア:取引する通貨の組み合わせ

FXでは、2つの通貨を組み合わせて取引します。この組み合わせを「通貨ペア」と呼びます。

例えば、米ドルと日本円の組み合わせは「USD/JPY」、ユーロと米ドルの組み合わせは「EUR/USD」と表記されます。

通貨ペアは、世界の主要な通貨からマイナーな通貨まで、様々な組み合わせが存在します。取引量の多い主要な通貨ペアは「メジャー通貨ペア」、それ以外の通貨ペアは「マイナー通貨ペア」と呼ばれます。

それと通貨ペアだけでなく、貴金属(特にXAUUSD)もあります。

私の場合は、この通称ゴールドと呼ばれている 金とドルの組み合わせをトレードしています。

XAUUSD(金/米ドル)の特徴

  • 高い流動性:
    • XAUUSDは、世界中で取引される非常に流動性の高い銘柄です。
    • そのため、比較的安定した価格で取引できます。
  • ボラティリティの高さ:
    • XAUUSDは、地政学的リスクや経済情勢の変化に敏感に反応し、価格変動が大きくなることがあります。
    • 大きな利益を狙える反面、損失リスクも高まります。
  • 安全資産としての側面:
    • 世界情勢が不安定なときや、インフレ懸念が高まったときなどに、安全資産として買われる傾向があります。

初心者の方は、取引量の多いメジャー通貨ペアから始めるのがおすすめです。

2. レバレッジ:少ない資金で大きな取引を可能にする仕組み

FXの大きな特徴の一つが「レバレッジ」です。レバレッジとは、証拠金(担保)を預けることで、預けた資金の何倍もの金額で取引できる仕組みです。

例えば、レバレッジ10倍の場合、10万円の証拠金で100万円分の取引ができます。

レバレッジをかけることで、少ない資金でも大きな利益を狙えますが、損失も大きくなる可能性があるため、注意が必要です。

海外FXと国内FXのレバレッジ違いについて

  • 海外FX:
    • 1000倍や2000倍など、非常に高いレバレッジでの取引が可能です。
    • 金融庁の規制対象外であるため、レバレッジに制限がありません。
  • 国内FX:
    • 金融庁の規制により、最大25倍までのレバレッジに制限されています。

 税制

  • 海外FX:
    • 利益は雑所得として扱われ、総合課税の対象となります。
    • 所得額に応じて税率が変動し、最大で55%の税率が適用される場合があります。
  • 国内FX:
    • 利益は申告分離課税の対象となり、一律20.315%の税率が適用されます。

 その他の違い

  • ゼロカットシステム:
    • 海外FXでは、ゼロカットシステムを採用している業者が多く、追証(追加証拠金)が発生しません。
    • 国内FXでは、追証が発生する可能性があります。
  • 安全性:
    • 国内FX業者は、金融庁の監督下にあり、信託保全が義務付けられているため、比較的安全性が高いと言えます。
    • 海外FX業者は、日本の金融庁の監督下にないため、業者選びには注意が必要です。

注意高いレバレッジは危険?

  • 高いレバレッジは、大きな利益を得られる可能性がある一方で、損失も大きくなるリスクがありますが、ポジションサイズをコントロールすることで、資金効率を高めることがでるので、一概に危険ということはできないと思います。

レバレッジに関する正しい理解

レバレッジ自体はリスクではない:

  • レバレッジは、少ない証拠金で大きな取引を可能にする「仕組み」です。
  • レバレッジが高いからといって、必ずしもリスクが高いわけではありません。

リスクはロット管理による:

  • レバレッジが高い場合、安易にロット数を増やすと、わずかな価格変動でも大きな損失につながります。
  • したがって、レバレッジが高いほど、慎重なロット管理が求められます。

資金効率の向上:

  • レバレッジを活用することで、少ない資金で大きな取引ができ、資金効率を高めることができます。
  • しかし、資金効率とリスクは表裏一体であることを常に意識する必要があります。

重要なのはリスク管理:

  • レバレッジに関わらず、常に適切なロット数で取引し、損切りルールを徹底することが重要です。
  • 許容できる損失額を決め、その範囲内で取引を行いましょう。

レバレッジを正しく理解することで

  • レバレッジを有効活用し、資金効率を高めることができます。
  • リスクを適切に管理し、損失を最小限に抑えることができます。
  • 感情的な取引を避け、冷静な判断で取引を行うことができます。

「FXレバレッジ25倍と1000倍:証拠金と損益の比較」

レバレッジ25倍と1000倍の場合の、1ロットに必要な証拠金と10pips変動時の損益を、ドル円150円で計算します。

前提条件

  • ドル円レート:150円
  • 1ロット:10万通貨
  • 変動幅:10pips(0.1円)

1. 1ロットに必要な証拠金

  • 国内FX(レバレッジ25倍):
    • 必要証拠金 = (150円 × 10万通貨) ÷ 25倍 = 60万円
  • 海外FX(レバレッジ1000倍):
    • 必要証拠金 = (150円 × 10万通貨) ÷ 1000倍 = 1万5千円

2. 1ロットで10pips変動した場合の損益

  • 損益 = 0.1円 × 10万通貨 = 1万円

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解説

  • 上記のようにレバレッジが異なっていても、1ロットで10pips動いた際の損益は、常に1万円になります。
  • レバレッジの違いは、1ロットの取引に必要な証拠金の額に影響を与えます。
  • レバレッジが高いほど、少ない証拠金で大きなロットの取引が可能です。つまり海外FXの1000倍のレバレッジの場合少ない資金で国内FXと同じ取引ができるということです。
  • 重要なポイント
    • レバレッジが高いからといって、安易にロット数を増やすと、わずかな価格変動でも大きな損失につながる可能性があります。
    • レバレッジに関わらず、常に適切なロット数で取引することが重要です。
    • 資金管理を徹底し、許容できる損失額を常に把握して取引する事が重要です。

資金効率について

  • 海外FXのようにレバレッジが高い場合、少ない資金で大きな取引ができるため、資金効率が向上します。
  • しかし、その分リスクも高まるため、慎重な取引が求められます。
  • 資金効率とリスクのバランスを考慮し、ご自身の投資スタイルに合ったレバレッジを選択することが重要です。

3. スプレッド:実質的な取引コスト

FX会社は、通貨の買値と売値に差をつけています。この差を「スプレッド」と呼びます。

スプレッドは、FX会社の実質的な取引コストとなります。スプレッドが狭いほど、トレーダーにとって有利になります。

スプレッドは、通貨ペアやFX会社によって異なります。取引前に必ず確認しましょう。

ブローカーのスプレッド比較例

FXブローカーを選ぶ際、スプレッドの狭さは重要な判断基準の一つです。ここでは、XMTradingのKIWAMI極口座とHFM(HotForex)を比較し、スプレッドを中心に解説します。

XMTrading KIWAMI極口座

  • 特徴:
    • 狭いスプレッドに特化した口座タイプ
    • 主要通貨ペアで平均0.7pipsという狭いスプレッド
    • 取引手数料無料
    • ゼロカットシステム採用
    • AUX/USD 1.3 Pips
  • メリット:
    • 取引コストを抑えやすい
    • 特に短期取引(スキャルピング、デイトレード)に適している
    • 取引コストが明確で計算しやすい

HFM(HotForex)

  • 特徴:
    • 多様な口座タイプを提供(Zero口座などスプレッドの狭い口座あり)
    • 取引銘柄が豊富
    • 各種ボーナスキャンペーンが充実
    • ゼロ口座では非常に狭いスプレッドをうたっています。
    • プロ口座 AUX/USD 0.12Pips
  • メリット:
    • 取引スタイルや資金量に合わせて口座を選べる
    • 豊富な取引銘柄で多様な取引戦略に対応できる
    • ボーナスキャンペーンをうまく利用することで、より有利な取引が可能。

スプレッド比較のポイント

  • 変動スプレッド:
    • スプレッドは常に変動するため、リアルタイムのスプレッドを確認
    • 経済指標発表時など、スプレッドが広がりやすい時間帯に注意

比較の際の注意点

  • スプレッド以外の要素:
    • スプレッドだけでなく、約定力、信頼性、サポート体制なども考慮
    • 取引プラットフォームの使いやすさも重要
  • 自身の取引スタイル:
    • 自身の取引スタイル(短期取引、長期取引など)に合わせてブローカーを選ぶ
    • スキャルピングなどを行う場合は約定力も重要です。

まとめ

  • XMTradingのKIWAMI極口座は、狭いスプレッドと取引手数料の無料さが魅力
  • HFMは、多様な口座タイプと豊富な取引銘柄が魅力で、特にプロ口座は、XM極より
    スプレッドが狭い。
  • ご自身のトレードスタイルにあわせて、FX会社を選ぶことが重要です。


4. スワップポイント:通貨間の金利差から生じる利益または損失

スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差から生じる利益または損失のことです。

例えば、高金利通貨を買い、低金利通貨を売った場合、その金利差をスワップポイントとして受け取ることができます。

逆に、低金利通貨を買い、高金利通貨を売った場合は、スワップポイントを支払う必要があります。

スワップポイントは、毎日発生し、ポジションを保有している間は継続して受け取りまたは支払いが発生します。

日を跨がないスキャルピングやデイトレでは、ほとんど関係のない話ですが。

まとめ

FXの基本用語について解説しました。これらの用語は、FX取引を行う上で必要不可欠な知識です。

これらの用語をしっかりと理解し、FX取引に臨みましょう。

今後もFXに関する様々な情報を発信していきますので、お楽しみに!

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